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ダンス映画のスター、トニイ(フレッド・アステア)も人気にに陰りが見え始めた頃。親友のマートン夫妻が、トニイのために書き下ろしたミュージカル・コメディ「バンド・ワゴン」の舞台化案を持ち掛けてくるが・・・。
「巴里のアメリカ人」のヴィンセント・ミネリが監督。「雨に唄えば」のシド・チャリシーがアステアの相手役を務める。
「あなたの映画を博物館で見ました」
これはぼくの大好きなミュージカル「バンド・ワゴン」でシド・チャリスがフレッド・アステアに言う言葉。
チャリスは尊敬の念をこめて言ったつもりが、アステアは老人扱いされたのでカチンと来る。喧嘩が恋に発展するというお話は古いパターンだが、歌曲のよさ、踊りのよさ、そしてブロードウェイのミュージカル作りを戯画化したところ、実にうまく出来ているのである。